瀋秀園と川崎大師。ケイリンとはどんなもん?サンセットの荒サイから、最後はタイ焼き探しになってしまった!
2019.1.19(土)
今年に入って、2回目のライドです。
前から行ってみたいと思っていた川崎の瀋秀園へ向かいます。
首都高中央環状線が大きくカーブするちょうど内側に、
滝野川浴場があります。
白い煙をモクモクと煙突から出しています。
滝野川浴場
銭湯が激減している中、
頑張って営業をしている1か所です。
昭和な感じがとてもいい。
再び17号に戻り、皇居を通って虎ノ門方面へ。
虎ノ門ヒルズのあたりで、
TOKYO2020のロゴマークが大きく表示されているビルがありました。
信号待ちをしていると、
マリカー軍団の登場。
東京タワー方面へ向かうようです。
信号が変わり、しばらく並走をしていましたが、
腐っても4輪。
ちぎられてた。
と思っていると、タワー方面へ去っていきました。
三田、品川を抜けて八ツ山橋へやってきました。
京浜急行の通過待ちです。
羽田に行ったときと同じように、
ひたすら第一京浜を進みます。
瀋秀園 垂花門 Shinshuuen
瀋秀園(しんしゅうえん)は、
川崎大師のすぐ近くにある大師公園の一角にあります。
瀋陽市から寄贈されたものです。
瀋秀園の「瀋」は瀋陽市を指し、
「秀」には美しいという意味があるそうです。
したがって、
中国・瀋陽市のすばらしい景色を集めた庭園というところから、
「瀋秀園」と名付けられたとのことです。
鮮やかな赤、青を中心にきれいな絵と模様が描かれていて、
日本ではあまりお目にかかれない配色の美しさです。
楼閣内部
四方の天井に違った絵が施されています。
緑も加わり、日本では見ることのない色使い。
庭園面積は4,300㎡で、
わが国最大規模の中国式自然山水庭園です。
秀湖と楼閣
黄色の瑠璃瓦と白壁の塀で囲まれた庭園内には、
秀湖(しゅうこ)と名付けられた池のほとりに、
知春亭(ちしゅんてい)、攬翠亭(らんすいてい)などの楼閣が点在しています。
外壁も中国様式。
攬翠亭 Ransuitei
瀋秀園内で一番高い所にある六角の建物です。
園内を一望出来、
横には滝もあって水の音と一緒に景色が楽しめます。
3つに分かれた幹が面白い。
太湖石は、中国蘇州の近くにある太湖の湖底から切り出される
非常に貴重な庭石といわれています。
穴の多い複雑な形の奇石で、「堆雲」という文字が書かれています。
入口に対で配置されている獅子像。
右側が雄獅子、左側が雌獅子です。
そろそろ瀋秀園に別れを告げ、
初詣で有名な川崎大師へ行ってみたいと思います。
大師仲見世
それにしても、1月も半ばを過ぎているというのに
多くの人でごった返しています。
私も生まれてこの方、川崎大師に来たのは初めてです。
川崎大師平間寺大山門
開創850年の記念事業として昭和52年に建立されました。
この大山門は、堂塔伽藍をかこう浄域結界の総門です。
門の四方には、京都・東寺の国宝・四天王像を模刻造立した、
不動門 Fudoumon
昭和20年4月15日未明の戦禍により
焼失した山門の跡地に建立されていましたが、
昭和52年に現在の大山門が建立されたことに伴い、
不動門として移築されました。
立春大吉 Risshundaikichi
その昔、立春大吉と書かれた御札が貼ってあった家に鬼が入った事がありました。
ふと鬼が振り返ると、さっき入る時に見えた立春大吉の文字が見え
(鬼から見て裏側から見ている)「まだ入ってなかったのだ」と思い、
逆戻りして出て行ってしまった、というものです。
左右対称、表裏どちらから見ても同じことから、
立春大吉のお札を貼っていると
厄除けになると言われているのです。
不動門内に飾られた大きなわらじ。
大きなわらじは、健康と健脚をお願いできるということらしいです。
八角五重塔 Hakkakugojyunotou
昭和59年の当山吉例大開帳ならびに
境内と諸堂宇との調和を考慮し、
さらに真言の様式にかなうよう華麗にして格調ある「八角」としています。
また、八角は最も円に近い建造物の形といわれ、
「包容力」「完全性」を象徴しています。
信徒会館
弘法大師ご誕生1,200年鑽仰と、
昭和49年当山大開帳奉修の記念事業として建設。
薬師殿 Yakushiden
開創880年の記念事業として平成20年(2008)11月1日に開設。
堂内には薬師瑠璃光如来尊像、
薬師瑠璃光如来を信仰する人々を守る
武神である十二神将が奉安されています。
降魔成道釈迦如来像(ごうまじょうどうしゃかにょらいぞう)
開創850年慶讃記念事業として造顕されました。
胎内には、印度大菩提会を通じて勧請奉迎された
真身仏舎利が奉安されています。
ディズニーランドのようなお寺の川崎大師を後にして、
そろそろ折り返しです。
おなかも少しすいてきました。
川崎競輪場
自転車乗りとして、最近興味がある競輪。
ギャンブルではあるのですが、
自転車競技としてみると、別の魅力があります。
入り口付近のモニュメント。
ギアをモチーフにしているのかな?
松阪競輪の開催告知ポスターが外壁に貼ってありました。
松阪だけに、タイトルの肉を食え29をというのには、
思わず食いつき、シャッターを切ってしまいました。
今日はここ川崎での開催はなく、
入ってみたい気持ちもありましたが、
勝手がわからないのと、
自転車が固定出来ないのでやめました。
結局、北斗の拳イベントで来た時に利用した、
勝手知ったる京浜蒲田駅前地下にある駐輪場に自転車をとめて、
富士そばでの昼食となりました。
おなかも満たされたところで、
帰路をひた走ります。
三田からは、新橋方面へ抜けて銀座(歩行者天国実施中)
迂回しながら不忍通りを北上。
いつものよみせ通りを通過し、田端から江北橋を渡って、
荒サイのとれたてキッチンまで戻ってきました。
何やら、いつもより多くの人出で道が狭くなっています。
ちょうど陽も傾き、
きのうツイッターで誰かがつぶやいていたとおり、
荒川の対岸に見える富士山の
頂に沈む瞬間のダイヤモンド富士を狙って、
多くの人たちがカメラを構えていました。
自分は、休憩をとるために中へ入り、
名物の豚汁を味わいながら、
外の人たちを見物していました。
今の時点で、富士山は見えておらず、
サンセットまでに姿が現れるとも思えません。
皆さんご苦労様です。
ここまで、約80㎞。
残りを考えても1月のGRAN FONDを達成しておかないと。
しかし、前にも同じよな距離のこりがあったけど、
あと20㎞というのがくせもので、
ここから笹目橋くらい(いや彩湖かな?)まで行かないと消化できません。
笹目橋に近づく頃、
ついにサンセットを迎えてしまいました。
ダイヤモンド富士とはいきませんでしたが、
富士山のシルエットとそのわきに沈む夕陽を
撮影することが出来ました。
その後、無性にタイ焼きを食べたくなり、
十条へ行くも、
自分の前に入店した人が、なんと!
ありったけのタイ焼きを買い占めて
ごめんなさい、本日はガラガラ閉店です!ですと。
こうなると残りまだ約5㎞くらいあるので、
いざ赤羽へ。
妥協はあったもののタイ焼きを無事にGETしたのでありました。
Stravaでアクティビティをしました: https://strava.app.link/tWzWYVyhLT
キャッチアイコンに出ている
イエローのITMステムが目印。
見かけたら声をかけてくださいねー(゜∇^d)!!